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2004年09月20日

カレー皿とスプーン

spoon.jpg 大学で指導する機会に恵まれ、若い学生に木工や漆を教えている。前期のテーマは「カレー皿とスプーン」 週1回の授業の中で、学生にも負担であることを承知ながら、出題しました。口の中に入れるスプーンは機能が実感としてわかりやすい。器は展示や講評が最終目標ではないから毎日の生活の中で生かしてくれるとうれしい。指導しながら作品が生まれる瞬間に立ち会えることの幸せを感じています。

スプーンを作るのは小さいのに手間がかかります。そしてそれを漆で仕上げるのもなかなか気を使う部分が多い。その苦労もあってか、使う側にとっては、手に入れると手放せないものになるはずです。特に漆器と組み合わせるスプーンは金属では傷がつくので木のスプーンしかありません。口に入れた時の優しさ、軽い事、カチャカチャ嫌な音がしない事など、手にしてみてわかる心地よさです。

投稿者 hilosi : 2004年09月20日 00:06

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